誕生石: 2008年7月アーカイブ

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7月の誕生石であるルビーは「炎の石」といわれ、あの鮮烈な赤が魅力的です。
ルビーの語源はラテン語のruberで、単に「赤」を芋します。
古代のインド人はこのルビーの赤色を、石の内部で燃える不滅の炎によると考えました。
だからこのルビーを水の中に入れると、内部の熱で水が沸騰してお湯になると信じていました。
またルビーはインド語で「宝石の王」とも呼ばれ、ダイヤモンドの研磨法が発見されるまではダイヤモンドよりはるかに高価な宝石でした。


ルビーを持てば病気にならず、戦いでも決して倒れない力が与えられると信じられていました。
13世紀のスリランカの王様は、握りこぶし大のルビーを常にもち、そのルビーでいつも顔や首筋をこすっていたといわれています。
そのためか、90歳で天寿を全うした時、その顔はバラ色に輝いていたそうです。
また、素晴らしいルビーを持つと誰とでも仲良くでき、一生涯平和に暮らせ、地位や土地を奪われることもなく、
家や庭なども嵐で壊されることはないと信じられていました。

 

ルビーとサファイアは共に酸化アルミニウムの結晶で、鉱物としては「コランダム」といわれています。
宝石としては色の赤いものを「ルビー」、それ以外のものを「サファイア」と呼んでいます。
硬度はダイヤモンドの次で、「9」です。ルビーが赤くなるのは、わずかに含まれる数%の
酸化クロムによります。
この酸化クロムは普通は地中深くにしか存在しておらず、地表近くに上がってきて
酸化アルミニウムと結合して赤いコランダムをつくることは本当に稀です。
だからサファイアよりずっと希少性が高いんのです。

 

ルビーはエメラルドと同じく内包物やひび割れが非常に多く、無傷ものを探すことは大変です。
これは過酷な条件のもとで生成されたことを物語っています。だから、大粒の結晶は大変少なく、
2ct以上のルビーはかなり減ってきており、5ct以上になるとめったに見られません。
高品質のルビーは今後ますます希少価値が高くなってくるでしょう。

 

ルビーの最高の色は、「ピジョン・ブラッド」すなわち「鳩の血の色」といわれ、
わずかに紫がかった鮮明な色です。次は「チェリー・ルビー」と呼ばれ、桜ん坊のような明るい赤色です。
ルビーはダイヤモンドと共に、世界中で最も愛されている宝石です。

ルビーに「ルチル」という鉱物の針状結晶が多く入ると、六方晶系であるため、
ある方向(光軸に直角)にカボションカットすると、6つの光の線が星のように現れます。
これはサファイアのばあも同じですが、これらのものをそれぞれ「スター・ルビー」、
「スター・サファイア」と呼びます。


最高級の上記は
1.色が鮮やかであること
2.透明度が高いこと
3.6本の光の線がはっきり出ること
これらを同時に満たすことです。しかし天然石でこれらの条件を同時に満たすものはほとんどありません。
スターがくっきり出る石ほど、繊維状の組織や針状結晶が多く、そのぶん透明度が低くなります。


反対に透明度がたかくなると、星が出る要素である、繊維状組織やルチルが少ない為、
星ははっきり出ません。スター・ルビーでは赤褐色のもの、スター・サファイアでは灰色や色の黒いのは
価値賀下がります。しかし一般的には希少性が高く、大変高価です。

スリランカ、ビルマが主な産地で、三本の光の帯は、
「誠実・希望・慈愛」を表し、幸運を呼ぶ「運命の石」と言われています。

 

 

 

 

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