誕生石: 2008年11月アーカイブ
トパーズは古代エジプトやローマ時代から使われていた宝石で、
語源としては2つの説があります。
ギリシア語の「捜し求める」と、サンスクリット語の「炎」がそれです。
トパーズは「着けているとビタミンを作り出す効力がある」と信じられてきました。
トパーズには若干性質の違うFタイプとOHタイプがあります。
これは結晶の構造と希少性、色、屈折率などに違いがあります。
Fはフッ素のことで、このタイプの原石は通常無色、青色、黄色、褐色などの色をしています。
宝石として価値があるのは、OHタイプです。
OHとは酸素と水素です。
シェリー表現されるインペリアル・トパーズやピンクトパーズは、OHタイプです。
ブルートパーズはFタイプです。
インペリアルトパーズの産地は、ブラジルのミナスジェライス州にある
オウロプレート付近が世界最大であり、しかも唯一です。
インペリアルトパーズを加熱処理すると余分な黄色みが消え、
ピンク色になります。ピンクになるためには、石全体にピンク色になる要素である
クロムが適量含まれていなければなりません。
クロムは加熱処理でも影響を受けません。だから熱処理して黄色みは消えても、
クロムによる美しいピンク色はそのまま残ります。
このピンク色は色褪せたりしないので、「エンハンスメント」として受け入れられ、
天然石として扱われます。ピンクトパーズはまた、「ローズトパーズ」
とも呼ばれ、ピンクダイアモンドに匹敵する美しさがあります。
劈開性があるので、強い衝撃を与えないように注意してください。
